架空請求が怖い？安全なサイト・危険なサイトの見分け方

先日、yahoo知恵袋にこんな投稿がありました。

　

　

　

　

まず結論：架空請求はフル無視で大丈夫！

　

　

　

　

▼絶対にやってはいけないこと

• 相手に連絡する（メール・電話）
  • 自分の個人情報を教えているのと同じ！
  • お問い合わせなどもしてはいけない！
  • カモリストに追加される！
• お金を払う
  • 一度払うともっと大きな請求が来る！
  • あらゆる手を使ってお金を搾り取ろうとしてくる！

　

　

　

　

なぜ私たちは騙されてしまうのか？「詐欺の巧妙な手口」

　

　

• 手口①：ワンクリック詐欺（ネット完結型）
  • 「登録完了」という偽画面で、君をパニック状態にさせ、冷静な判断力を奪う。
  • 登録画面と警告音で不安をあおり、画面をフリーズさせたりなども。
  • フル無視でOK。あなたの個人情報は何も知られていない。
  • 履歴やキャッシュ削除をしておこう！
• 手口②：フィッシング詐欺（情報窃盗型）
  • 公式サイトそっくりの偽サイトを用意して、「いつものサイトだ」と油断させ、IDやパスワード、カード情報を盗み取る。
  • 必ずURLの「カギマーク」を確認する。
  • 差出人が不明瞭なメールからは絶対にアクセスしない。
  • 宅配便の発送遅れなどのメールに偽装してくることも。
• 手口③：偽の督促状・裁判通知（現実介入型）
  • 何らかの形で住所や名前を知られてしまった場合に起こりうる、最も悪質な手口。
  • 「裁判所」「弁護士事務所」の本物そっくりの封筒で「料金を支払わなければ、財産を差し押さえます」といった督促状を送りつけてくる。
  • 公的機関の名前を使うことで「これは本物だ…！」とあなたに信じ込ませ、恐怖でお金を振り込ませるのが目的。

　

　

　

• まずやるべきこと
  • その書類に書かれている「事件番号」が本物かどうかを裁判所の公式サイトで調べた電話番号に、直接電話して確認する。
• 99.9%、その事件番号は「存在しない」と言われるはず。
  • 本物の裁判所は、いきなり「お金を振り込め」とは言わない。
  • 必ず定められた法的な手続きのもと、通知が送られてくる。

　

　

　

【もう一つの恐怖】ウイルス・マルウェア感染の手口

　

　

　

▼ウイルス感染の代表的な手口

• 手口①：偽の「ダウンロードボタン」
  • 動画をダウンロードできるかのように見せかけた偽のボタンが用意されていて、クリックすると、ウイルスが仕込まれた実行ファイルがダウンロードされてしまう。
  • 「無料で動画を手に入れたい」という消費者の欲に付け込む、最も古典的で最も危険なワナ。
• 手口②：偽の「動画再生プレイヤー」
  • 「この動画を再生するには、特別なプレイヤーが必要です」とソフトのインストールを促す。
  • 「見たい」という好奇心を逆手に取り、ウイルスをPCにインストールさせてしまう。
• 手口③：偽の「再生ボタン」
  • 動画再生の△ボタンに見せかけた偽のボタンで別サイトにジャンプさせられる。
  • 場合によっては、そこから画面をフリーズさせ、架空請求に持ち込む。
• 手口④：強制的な「リダイレクト（転送）」
  • サイト内のどこかをクリックすると、ウイルスが仕込まれた別の危険なサイトへと強制的にジャンプさせられる。
  • 気づかないうちに、バックグラウンドでウイルスをダウンロードさせたり、ブラウザの脆弱性を突いてウイルスに感染させたりする。

　

　

　

　

安全なサイト・危険なサイトを見分ける「５つのチェックリスト」

　

　

▼安全なサイトを見分ける「５つのチェックリスト」

• URLに「カギマーク（https）」は付いているか？
• 「運営会社」は、はっきり書かれているか？
• 不自然な「ポップアップ広告」は多くないか？
• 「料金体系」は、明確で分かりやすいか？
• 日本語は、自然で美しいか？

　

チェック①：URLに「カギマーク（https）」は付いているか？

　

「https」で始まりURLにカギマークがあるサイトは、情報の通信が暗号化されてるので、かなり安全性は高いです。

しかし「http」で始まるサイトでは個人情報の入力は極力避けた方がいいとされています。

　

　

チェック②：「運営会社」がはっきり書かれているか？

　

サイトのどこか（だいたい一番下の方）に『運営会社』や『特定商取引法に基づく表記』というページや会社の名前、住所、連絡先がしっかり書かれていれば、信頼できる証拠です。

　

　

チェック③：不自然な「ポップアップ広告」は多くないか？

サイトを開いた途端、画面を覆いつくすような広告が出てこないか確認。

公式サイトでは自社商品以外の広告は基本的に出しません。

いろんな広告がバンバン出てくるサイトは、すぐにページを閉じるのが無難。

　

　

チェック④：「料金体系」は、明確で分かりやすいか？

　

料金の説明がすごく小さく、分かりにくい場所に書かれていたりしないかを確認。

企業のサイトは、上記画像のようにお金の話を絶対に曖昧にしません。 

なぜなら企業は信頼と信用で成り立っているから。

　

　

チェック⑤：日本語は自然で美しいか？

iPhoneの公式サイトなど、海外の企業がメインの場合は翻訳が使われていますが、最低限の品質は保証されています。

日本人向けなのにサイトの文章が機械で翻訳したような、おかしな日本語が使われていればかなり怪しいです。

　

　

アダルト代表格「FANZA」はチェックリストをクリアできるのか？

　

• URLに「カギマーク（https）」は付いているか？
  • ついてる
• 「運営会社」は、はっきり書かれているか？
  • 〒105-0014
    東京都港区芝五丁目36番7号
    三田ベルジュビル17階
• 不自然な「ポップアップ広告」は多くないか？
  • セール情報の1回のみ
• 「料金体系」は、明確で分かりやすいか？
  • サブスク、作品共に一目でわかる
• 日本語は、自然で美しいか？
  • 違和感なし

　

　

　

【結論】あなたは「無料の代償」を払い続けますか？

　

　

　

　

• あなたの「時間」という代償
  • 安全な動画を探して何十分もネットの海をさまよう時間
  • 消せない無限ポップアップ広告とのムダに争う時間
• あなたの「安心」という代償
  • 「このボタンは大丈夫か？」と、常に詐欺やウイルスに怯えるストレス
  • 「どのボタンなら再生できるんだ？」というムダな思考
  • 「お気に入りが消えた」という唐突なガッカリ感
• あなたの「個人情報」という代償
  • いつ抜き取られ、悪用されるか分からない恐怖
• あなたの「罪悪感」という代償
  • 法律違反のサイトを見ているという心のどこかにある後ろめたさ
  • 違法ダウンロードなど犯罪者になるかもしれないリスク