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保育士の僕がおススメする子どもの褒め方とは!

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「子どもの褒め方が分からない」という親御さんが意外といるので保育士の知識と経験からこの記事を書いていきます!

結論から書くと子どもさんに対しては「大げさに褒める」が一番効果があると思っています。

大げさって言われてもそんなオーバーリアクションできへんし…

こういう方もいらっしゃるでしょう。

しかし大げさに褒めるというのは声をあげて、手を叩いて、満面の笑みで、というワケではないんです!

ここからはボクが実際に保育園で実践している褒め方を紹介していきます。

子どもが何かを出来た時に「大げさなワード」で褒める

子どもがお片付けをしました。普通に褒めると「お片付けよくできたね~」くらいです。

僕は「片づけるのめっちゃ早いやん!もう片付けのプロやん。片付けマスターやん」と言っています。

「うん!おれ、めっちゃかたづけはやいから。さいきょーやねん」

わたし、いつもおかあさんのおてつだいいしてるしね!

と良い意味で調子に乗ってくれちゃいます。

その後で「ごめーん、こっちもおねがーい」なんて言葉にもサッと来てくれちゃいます。

もちろんテンション爆上げで「わぁぁぁぁ!すごーい!!!片付けの天才じゃなーい!!」といってもいいし、真剣にしみじみと「ほんま早いわ、先生追いつかへん、すげぇな…」と言ってもいいです。

ちなみに僕は真剣にしみじみと伝えるタイプです。

動きとかでなく「えぇ、もうできたん?すご!クラスで一番早いんちゃう?」とか「そんなこと思いつくなんて発明家やん!」など「ワードを大げさにして褒める」が一番子どもに対して効果があるのかなと実感しています。

なんでも頼んできちゃう子どもに対する褒め方

保育園ではこんなことがよくあります。

せんせー!これはかせてー!

せんせー!ブロックでこれつくってー!

おうちでもよくあるんじゃないでしょうか?

こういうお願いに「自分でやりなさい」なんて言ってもだいたい「できへんー(泣)」という答えが返ってきます。

そういう時は「できへんとこ手伝うからやってごらん?」と声を掛けてちょこっとだけ手伝ってみてください!

例えば「ズボン履けない―」とかなら片足だけ通してあげて「あとは自分でやってごらん?」

「ブロックでこれ作ってー」なら土台を作ってあげて「あとここだけ作ってごらん?」

など手伝いつつ、最後は子どもが仕上げる状況を作ってみてあげてください。

そしてできた後は「ほら!最後まで手伝わなくてもできるやん!これ出来たらこっちなんか楽勝やで!天才!」とワードを大げさにして褒めるも絡めてみてください。

こんなやりとりを繰り返してるうちに

これつくってー!

あれ?ブロックの天才博士やったのにお手伝いいるん?

んー…できへんかったら手伝って!

あ!できてるやん!

てんさいやから(ドヤッ

って感じになってくるんです。不思議ですよね。

ちょっと手伝うけど最終的に子どもに任すというのは、

子どもの甘えたいという気持ちと、自分一人でもできるんだという自信を大事にできる方法なんじゃないかなと思っています。

保育士を経験してきて「天才!」って褒めるのがすごい大事

○○ちゃん、こんなんできるとか天才ちゃう?

僕は子どもを褒める時にだいたい「え、天才じゃない?」とギャルな感じで言葉かけをしているのですが、これが意外と子どもたちにとって魔法の言葉のようで、自立につながっている気がします。

もちろん毎回言ってるわけではなく、子どもがおもちゃで何か作ったり、何かを自慢してきたときに言ってる感じです。

この言葉で子どもたちの「次はもうちょっと難しいのに挑戦してみよう」という気持ちの後押しになっているのかなと感じています。

あんまり大げさに褒めてばっかりだと大人をバカにするのでは?

「大げさに褒めていると大人をバカにして調子に乗るようになるのでは?」

こう思う人も多いでしょう。でも実際は子どももこちらを褒めてくれるようになります。

たとえば

(子どもの布団や服をサッと畳んでカバンにしまう)

えー!はや!しゃんしぇーすご!

みたいな感じで自然と称賛の言葉が出てきたりします。

子どもに力の差を見せつけようとバカにしたり、乱暴な言葉をかけているとその言葉を発するようになります。

よく勘違いされていますが子どもに一番影響を与えるのはテレビでもYouTubeでもなく

「身近な人の言動」です。

保育士してるとよく分かるのですが日常的に親や周りが「おまえ」や「○○しろよ」みたいな言葉遣いだと

子どもはそれが日常なので普通に先生や友達に対してそうやってしゃべるようになります。

ですので自信を身につけさせたいなら自信を持てる言葉を、

優しい子に育ってほしいのなら子どもをいたわる言葉をかけてあげる必要があるのです。

自分に置き換えてみると分かりやすいかもしれません。

これできました!

なにこれ?しょーもな、もっとすごいの考えろよ

と自信をもって見せたものに対して常にバカにしてくる上司と

これできました!

おっ!毎日がんばってたもんなぁ、ありがとう。見せてもらうね。

と自分が頑張ったことを褒めて認めてくれたりする上司、

なるほど、ここをこう修正したらもっと良くなるかも。やってみてくれるかな。

と一緒に考えてアドバイスをくれつつ、最終的に任せてくれる上司、

アナタはどれがやる気に繋がりますか?

常にバカにしてくる上司でやる気が上がる人は中々少ないと思います。逆に何やってもバカにするんだし適当でいいやってなりません??

でも子どもに対してはなぜか「イヤな上司」で接する方がいいのでは、みたいな考えになってしまう人がいるんですよね。

相手を認めて接しているからこそ、相手もこちらを認めて接してくれます。大人の世界と一緒ですね。

まとめ

子どもを褒めるときには

・大げさなワードでしっかり褒めてあげる!

何でも頼ってきちゃう子には

・少し手伝って甘えと自信を満たしてあげる!

子どもの向上心を上げたいのなら

・魔法の言葉「天才!」をここぞという時に使う!

僕の保育士の経験が子育ての気づきなどに少しでも役に立てば幸いです♪

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